[25日 ロイター] - アジア新興国通貨は25日、対ドルでおおむね横ばいで推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドルは小動きとなっている。
世界的な新型コロナウイルスワクチンの供給遅れや、感染者数の急増が、アジア通貨の全般的な地合いを圧迫している。一方、バイデン米新政権が1兆9000億ドルの景気刺激策を成立させるとの期待感が、一定の支援要因になっている。
インドネシアは先週、新型コロナ感染による死者の数が過去最多を記録した。ルピアは変わらず。
市場は今週のFOMCについて、ハト派的な姿勢を維持すると予想している。政策当局者はここ数週間、債券買い入れの早期の縮小に慎重な姿勢を示している。
※原文記事など関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」