[東京 26日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなど銀行株がさえない。前日の米国市場で米債価格が上昇、長期債利回りが3週間ぶりの低水準となり、金融株が軟調となった流れが波及している。
全体の底上げが進む中で、直近の相場では出遅れ修正に動いていたが、三井住友FGのチャートをみると、6日と7日に空けた大きなマドを埋め切り、急騰前のほぼ行って来いの水準まで下落するなど、コロナショック後の大勢的な底値もみあいから抜けきれない状況だ。
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