(表を更新しました) [ニューヨーク 26日 ロイター] - 30年債(指標銘柄 17時05分 96*06.50 1.7899% ) 前営業日終値 96*00.00 1.7990% 10年債(指標銘柄 17時05分 98*17.00 1.0330% ) 前営業日終値 98*15.00 1.0400% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.75 0.4087% 前営業日終値 99*26.50 0.4100% 2年債(指標銘柄) 16時42分 100*00.13 0.1230% 前営業日終値 99*31.88 0.1270% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物3月限 169*28.00 169*31.00 Tノート先物3月限 137*12.00 137*12.00 米金融・債券市場では、米追加景気対策の行方や新型コロナウイルスワクチン展開へ の不安が根強い中、国債利回りがまちまちの動きとなった。 2年債と10年債の利回り格差は91.30ベーシスポイント(bp) にやや拡大した。 上院民主党のシューマー院内総務は25日、1兆9000億ドルの新型コロナ救済法 案について、大部分を単純過半数の賛成で成立させる可能性があると明らかにした。[nL4 N2K10S5] シティ(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、マイク・チャン氏は、実際の経済対 策規模が6000億─1兆ドルと、予定の1兆9000億ドルを大幅に割り込む恐れがあ るとした上で、「規模だけでなくタイミングも問題で、可決されるのにどれだけ時間がか かるか不透明だ」と指摘した。 こうした中、コロナワクチン展開の遅れについても懸念も強まっている。英アストラ ゼネカは欧州連合(EU)に対し、3月末までの供給合意が順守できない恐れが あると警告している。 10年債利回りは1.036%と、前日の1.04%から低下。一時1 .026%と今月6日以来の低水準を付けた。 BofA証券は26日付の調査リポートで「われわれが景気サイクルにおける拡張局 面の初期にあることは明白だ」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)がしっかりと政策 を据え置く中、イールドカーブは弱気な傾斜化(ベアスティープニング)が進むと予想さ れ、ファンダメンタルズ(基礎的条件)の改善が期間長めの債券への弱気姿勢を後押しし 、期間短めの債券は米連邦準備理事会(FRB)の政策によって固定されるだろう」と述 べた。 また、サイクルの初期局面では、10年債利回りが1.75─2%のレンジで推移し 、2年債と10年債の利回り格差は150bpに拡大すると予想した。 30年債利回りは1.801%と、前日の1.799%から上昇。一時 3週間ぶりの水準となる1.786%に低下する場面も見られた。 2年債利回りは0.127%から0.123%に低下した。 この日行わわれた5年債入札は、まちまちの結果となった。最高利回りが0.424 %と、入札前取引の水準よりも良好となる一方、応札倍率は2.34倍と、前月の2.3 9倍や平均の2.47倍に届かなった。流通市場では5年債利回りが0.40 8%に小幅低下した。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 7.50 -0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 8.00 0.00 U.S. 5-year dollar swap spread 9.75 0.25 U.S. 10-year dollar swap spread 3.00 0.00 U.S. 30-year dollar swap spread -24.75 -0.75 (い)
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