[アムステルダム 27日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間11時4 8分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.55 +0.01 100.54 独連邦債2年物 112.34 +0.03 112.31 独連邦債5年物 135.37 +0.13 135.24 独連邦債10年 177.79 +0.27 177.52 物 独連邦債30年 223.28 +0.20 223.08 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.739 -0.018 -0.721 独連邦債5年物 -0.748 -0.019 -0.749 独連邦債10年 -0.548 -0.016 -0.562 物 独連邦債30年 -0.119 -0.005 -0.113 物 ユーロ圏金融・債券市場では、ドイツ10年債利回りがやや低下し た一方、イタリア10年債利回りは横ばいで推移した。オーストリア、 ギリシャ、スロベニアが実施したシンジケート団を通した国債発行は力 強い需要を集めた。 オーストリアの40億ユーロの国債発行には320億ユーロ、ギリ シャの35億ユーロの10年債発行には320億ユーロ超、スロベニア の5億ユーロの60年債発行には43億ユーロを超える需要があった。 今年はこれまでに、恒例の1月資金調達の一環としてイタリア、ス ペイン、フランスがシ団を通して国債を発行。欧州の金利が長期間にわ たり低水準にとどまるとの観測からおおむね堅調な需要を集めた。 ラボバンク(ロンドン)の金利戦略部門責任者、リチャード・マグ ワイア氏は、欧州中央銀行(ECB)による債券買い入れで国債の需要 が供給を上回っていることが改めて示されたと指摘。アイスランドも近 くシ団を通して7年債を発行するとみられている。 独10年債 利回りは約2ベーシスポイント(bp)低 下のマイナス0.55%。ドイツは10年債のリオープン(銘柄統合) 入札を実施し、33億ユーロを調達した。 イタリア10年債利回りは横ばいの0.615%。 コ ンテ首相の辞任が新内閣の組閣につながるとの期待から、同利回りは過 去2日間で9bp低下していた。 ドイツとイタリアの10年債利回り格差は116b p。先週はイタリアで解散総選挙が実施される可能性があると懸念から 120bpを超える水準に拡大していた。 (ーからご覧ください)
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