[東京 29日 ロイター] - TDKは29日、21年3月期の連結営業利益(米国会計基準)予想を前年比12.4%増の1100億円に据え置いたと発表した。売上高は従来見通しの1兆4000億円を1兆4500億円に増額した。自動車向けをはじめとするエレクトロニクス市場、パソコンやタブレット端末の需要が好調な情報通信技術市場などが拡大したが、構造改革費用の発生を見込んでいる。
IBESがまとめたアナリスト20人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益予想の平均値は1193億円。
20年4ー12月期の営業利益(損益)は前年同期比1.6%減の1074億円だった。
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