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上海外為市場=人民元は小幅安、資金需給逼迫で下値は限定的

[上海 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対米ドルで小幅に下落。安全資産とされる米ドルの買いが優勢となった。ただ、中国の短期金融市場で流動性が引き続き逼迫し、金利が上昇しているため、元の下値は限定的だった。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の公開市場操作を通じて金融システムに差し引き980億元供給した。資金供給超は4日ぶりだった。

しかし、資金供給は短期市場での金利上昇を止めるのに十分ではなく、金利は5日続伸となった。

みずほ銀行(香港)の首席アジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は「人民銀による流動性供給超は旧正月に絡む流動性不足を埋めるのに十分な規模ではなかった。流動性逼迫の状況が収まったと結論付けるのも時期尚早だ」と述べた。

人民銀は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4709元と、前日の基準値(6.4845元)に比べて元高水準に設定した。

それでもなお、スポット市場の元は6.4530元で始まり、中盤時点では前日終値比131ポイント元安の6.4631元。

オフショア人民元は6.478元に下げた。

トレーダーは元相場とドル指数はともにレンジ取引が続いていると指摘。しかし、米政府の刺激策実施で米経済活動が促進されれば、ドルは上昇する可能性があるとした。

ある中国の銀行トレーダーは「元は短期的に、比較的安定した動きを続ける可能性が高い。しかし、流れが一変する時期が近い可能性もあり、従来の一方向の上昇トレンドが変わるかもしれない」とした。

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