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上海外為市場=人民元軟調、コロナ感染者増や製造業指標低迷で

[上海 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は軟調。これまで月間ベースで8カ月連続で上昇していたが、2月は下落してのスタートとなった。中国本土における最近の新型コロナウイルス感染者増加と一部都市でのロックダウン(封鎖)措置が景気回復を妨げるとの懸念が強まった。

中国国家統計局が発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、国内での新型コロナ感染の広がりが影響し5カ月ぶりの低水準となった。

アクシのチーフグローバル市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏はノートで「中国の製造業者は依然として今回の感染第2波を懸念している。そして中国が懸念しているのであれば、世界も懸念するだろう」と指摘した。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4623元に設定。前営業日比86ポイント(0.13%)の元高水準となった。

スポットの人民元は1ドル=6.4300元で始まり、中盤時点では前営業日終値比305ポイント安の6.4605元。

トレーダーらによると、ドルの需要も強い。ウォール街を舞台とするヘッジファンドと個人投資家の戦いを受けてマーケットが神経質となる中、安全資産としてドルが買われている。

一部のトレーダーによると、人民元のバスケット指数が2年半ぶりの高水準まで上昇したことを受け、人民元の一段高に向けたモメンタムが低下し始めたという。中国当局が輸出競争力の維持を望んでいると広く考えられていることが主な背景だ。

オフィシャルデータによると、主要貿易パートナーの通貨に対する人民元の価値を示すCFETS人民元指数は29日に2018年6月以来の高水準となる96.50まで上昇した。

銀行間資金市場も注目されている。1日の中国の短期金利は引き続き高止まり。春節休暇を控えて現金需給がタイト化する中でも中国人民銀行が流動性供給を拡大しない姿勢を見せている。

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