[ミラノ/ロンドン 1日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時8 分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.55 0.00 100.55 独連邦債2年物 112.31 -0.01 112.32 独連邦債5年物 135.22 -0.03 135.25 独連邦債10年 177.22 -0.03 177.25 物 独連邦債30年 221.22 -0.08 221.30 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.720 +0.010 -0.729 独連邦債5年物 -0.731 +0.005 -0.750 独連邦債10年 -0.516 0.000 -0.515 物 独連邦債30年 -0.077 -0.002 -0.074 物 ユーロ圏金融・債券市場ではイタリア国債利回りが低下し、他のユ ーロ圏国債をアウトパフォームした。欧州中央銀行(ECB)のドラギ 前総裁を首相に推す声が出たことで、政局不安が和らいだ。1月のユー ロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値も底堅かった。 イタリアではレンツィ元首相が連立政権から離脱し政局が不安定化 したが、レンツィ氏率いる少数政党「イタリア・ビバ」の関係筋は1月 31日、同氏が欧州中央銀行(ECB)のドラギ前総裁を首相の座に就 かせたいと考えていると明らかにした。 サクソバンクの債券ストラテジスト、アルセア・スピノツッィ氏は 「イタリア政局危機に対する楽観的な見方が出ており、ドラギ氏の首相 の就任を織り込み始めている」と述べた。 イタリア10年債は0.623%と、前週末の0.6 43%から低下。独10年債との利回り格差は112. 6ベーシスポイント(bp)と、115.4bpから縮小した。 独10年債利回りはマイナス0.512%。前週末は マイナス0.520%だった。 IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏の製造業購買担当者 景気指数(PMI)改定値は54.8と、新たなロックダウン(都市封 鎖)措置を受けて前月の55.2から低下したものの、依然として力強 い水準を維持した。 今週はベルギーが新発50年債、フィンランドが新発30年債を発 行する見通し。 (ーからご覧ください)
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