[上海 2日 ロイター] - 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,524.4229 + 19.1393 + 0.55 3,510.808 4 前営業日終値 3,505.2836 CSI300指数<.C 5,477.392 + 59.743 + 1.10 5,429.703 SI300> 前営業日終値 5,417.648 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 29,419.35 + 526.49 + 1.82 29,378.12 前営業日終値 28,892.86 ハンセン中国株指数< 11,707.28 + 253.10 + 2.21 11,655.67 .HSCE> 前営業日終値 11,454.18 中国・香港株式市場は続伸して前場の取引を終えた。タイトな流動性への懸念が和ら いだほか、新型コロナウイルスの新規感染者が減少していることで安心感が広がった。 上海総合指数前場終値は19.1393ポイント(0.55%)高の352 4.4229。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は59.743ポイント(1.10%)高の5477.392。 ハンセン指数前場終値は526.49ポイント(1.82%)高の2万941 9.35。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 前場終値は253.10ポイント(2 .21%)高の1万1707.28。 本土市場で上昇をけん引しているのはCSI300一般消費財株指数と CSI300ヘルスケア株指数で、それぞれ3.6%高、2.1%高。 香港市場ではハンセン・テック株指数とハンセン工業株指数で、 それぞれ3.2%高、3.9%高。 中国の短期金融市場で、短期金利が2週間ぶり水準に低下。銀行間取引市場で流動性 懸念が和らぐ兆しがみられた。 また、中国の新型コロナの新規感染者数は1カ月ぶりの低水準となった。 トレーダーやアナリストは、中国の景気回復が継続していることが株式市場を支援し ていると指摘。ただ一部では高いバリュエーションを懸念し始めている。 光大証券のアナリスト、秦波氏はノートで「A株市場全体のバリュエーションが歴史 的高水準となる中、市場のボラティリティーは大幅に増す可能性がある」と指摘。資産価 格、特に中国の「一線都市」の不動産価格の急速な上昇が効果的に抑えられなければ、当 局の政策引き締めは市場予想を上回る可能性がある、と述べた。 下落が目立っているのは上海国際空港。2020年の赤字を警告したこ とから2営業日連続で制限値幅いっぱいの10%安となっている。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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