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半導体の需給逼迫、今年4─6月が「相当しんどい」=豊田通商CFO

[東京 2日 ロイター] - 豊田通商の岩本秀之・最高財務責任者(CFO)は2日、2020年4─12月期のオンライン決算会見で、自動車の生産に影響が出ている半導体の需給逼迫について「今年の第1・四半期(4─6月期)は相当しんどいという見方をしている」と述べた。今夏には需給は緩和するとみるが、自動車メーカーによっては「少なくとも6月までは厳しい状況が続く」との見方を示した。

豊田通商グループは半導体ビジネスを広く手掛けており、特に車載向け半導体の取扱高は年間5000億円規模で、物流、調達、検査などを行っている。

岩本CFOは「われわれが使っている半導体は35日くらい在庫を持っているが、ものによっては2週間を切るようなものも出てきている」と説明。「BCP(事業継続計画)をつないでいるわれわれでもこういう状態。3月辺りから第1・四半期にかけては、まだまだしんどいという見方だ」と語った。

岩本CFOは、自社の半導体ビジネスは足元で「非常にひきが強い」と指摘。自動車の生産ラインを止めないよう、代替品調達などで「いろいろ縁の下のことをやっている」とし、半導体部品が不足している状況は「収益的には追い風になっている」と述べた。

半導体不足によるトヨタ自動車グループの部品メーカーへの影響が他社に比べて軽微である理由について、岩本CFOは「BCPがしっかりしているからで、今回はBCPが機能したのだと思う」との考えを示した。 (白木真紀)

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