[上海 4日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅上昇。基準値が元高方向に設定されたことを受けている。旧正月の休暇を控え商いは薄い。
中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4605元に設定した。前日基準値(6.4669元)からは64ポイントの元高。
スポットの人民元は1ドル=6.4617元で始まり、 中盤時点では前営業日終値比26ポイント元高の6.4590元となっている。
オフショア人民元は1ドル=6.4636元。
市場では、旧正月休暇を控えた薄商いの影響で元相場は現在の水準付近でレンジ取引が続くとみられている。
中期的にはドルの反発は限定的となる見込み。米国の緩和政策に対し、中国は最初に利上げに動く国となる可能性があり、元の支援材料と考えられている。
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