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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドルが高値維持、経済指標好調で

[シドニー 10日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが最近の上昇分を値固めする展開となっている。一連の好調な経済指標を受けて国債利回りが高水準にあるほか、世界経済を巡る楽観的な見方が米ドルの重しとなっている。

豪ドルは2週間ぶり高値の0.7730米ドルをやや下回る水準。最近の安値である0.7564米ドルや0.7583米ドルを大きく上回っている。

NZドルは、先週の安値0.7136米ドルから回復した後、0.7229米ドルで足踏みとなっている。

メルボルン研究所とウェストパック銀行が公表した2月の豪消費者信頼感指数は上昇に転じた。一部都市の新型コロナウイルス感染対策が概ね成功したことで、経済見通しが改善した。

クレジットカード支出に関するデータは、1月も個人消費が堅調だったことを示唆しており、NABは1月の小売売上高が前月比1.5%増加した可能性があるとみている。

NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「豪経済が2021年を非常に強い位置でスタートしたという見方を一段と強めるものだ」と述べた。

豪3年債利回りは0.12%でほぼ横ばい、10年債利回りは1.22%。

NZでは、一連の好調な経済指標や住宅ブームを背景に、早ければ2022年にも利上げを織り込む動きが出ている。

NZ中銀の調査では、1年先のインフレ期待が1.73%に上昇。2年先も1.89%と、中銀の目標レンジ(1─3%)の中間付近に上昇した。

これを受け、NZ10年債利回りは1.45%と、過去9営業日で40ベーシスポイント(bp)上昇し、昨年3月以来の高水準を付けた。

市場ではNZ中銀が24日の政策決定会合でタカ派的なトーンを打ち出すとの観測が浮上している。

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