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バイデン氏、前政権のワクチン接種政策批判 問題解決を約束

[ベセスダ(米メリーランド州) 11日 ロイター] - バイデン米大統領は11日、トランプ前大統領から引き継いだ新型コロナウイルスワクチン接種プログラムを批判し、米国民に対し、問題を解決するまで辛抱強く待つよう求めた。また、米政府がさらに2億回分のワクチンを確保したことを明らかにした。

 2月11日、バイデン米大統領は、トランプ前大統領から引き継いだ新型コロナウイルスワクチン接種プログラムを批判し、米国民に対し、問題を解決するまで辛抱強く待つよう求めた。メリーランド州ベセスダで撮影(2021年 ロイター/Carlos Barria)

バイデン氏は「全ての問題を解決するにはしばらくかかるが、必ず解決する」と述べた。国立衛生研究所で語った。

ワクチンの需要が供給を大幅に上回る中、米国民は接種の予約を取るのが困難となっており、バイデン政権は発足から1カ月足らずで重大な問題に直面している。

バイデン氏は、トランプ氏が十分なワクチンを発注せず、国民の接種を促す取り組みも不十分だったと批判。トランプ氏から引き継いだワクチン接種プログラムは予想していたよりも「かなり悪い状態」だとし、自身の政権移行チームはワクチンの供給について誤った情報を与えられたとの認識を示した。

バイデン氏は「科学者らが記録的な期間でワクチンを開発したにもかかわらず、私の前任者は率直に言うが、数億人にワクチンを接種させるという大きな課題への備えを怠った」と述べた。

前政権の新型コロナウイルス対策に関与していたホワイトハウス元当局者のブライアン・モーゲンスターン氏は、トランプ政権のワクチン開発促進策「ワープ・スピード作戦」について、現在も政府にとどまっている多くのキャリア官僚に支えられ、事前に十分な計画を準備していたと反論。「そのため、新政権の目標は発足前に達成している。うそや言い訳、やみくもな政治的批判はもうたくさんだ」と述べた。

トランプ氏は自身の政権下でのワクチンを巡る進展について満足感を示していた。

バイデン氏は、米国内の新型コロナ感染による死者が来月に50万人に達するとの見通しを示し、感染拡大を防ぐため、国民にマスク着用を促した。

また「われわれは全国民の接種に十分なワクチンを購入した」と述べ、米政府が米モデルナ製のコロナワクチン1億回分について契約を結び、米ファイザー製のワクチンも1億回分の追加調達で契約したと明らかにした。

モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)は、プレスリリースで「当社の新型コロナワクチンに対する米政府の信頼を歓迎する」と述べた。

ファイザーの広報担当者、シャロン・カスティロ氏は、同社と独ビオンテックが米政府と契約を結んだことを確認した。

米政府のワクチン追加確保によって、これまでに契約済みの4億回分と合わせ、3億人の接種が7月31日までに可能になる。

この2つのワクチンは子供の接種が承認されておらず、ワクチン接種を望まない人も多いことから、全人口3億3000万人のうち接種を希望する人のほとんどが接種できる見通しだ。

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