[東京 15日 ロイター] -
楽天がさえない。同社は12日、2020年12月期の連結純損益(国際会計基準)が過去最大となる1141億円の赤字だったと発表したことが嫌気された。前年は318億円の赤字だった。電子商取引(EC)の取扱高は拡大したが、携帯電話や物流分野での投資が重しとなった。
営業損益は938億円の赤字で、こちらも過去最大の営業赤字。前年は727億円の黒字だった。非経常項目を除くなど調整後の営業損益は、1027億円の赤字(前年は951億円の黒字)。今期の損益見通しについては公表していない。
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