[東京 17日 ロイター] - ブリヂストンは反落し4%超安での推移となっている。16日発表した2020年12月期連結決算で、最終純損益(国際会計基準)が233億円の赤字(前期は2401億円の黒字)となったことが嫌気されている。通期の赤字は1951年以来、約69年ぶり。コロナ禍で海外工場の減損損失や構造改革費用を計上したことが響いた。
2021年12月期の通期連結純損益は、2610億円の黒字を見込む。IBESのコンセンサス予想では、アナリスト9人の純損益予想の平均値は2435億円の黒字だった。同社は23年12月期を最終年度とする中期経営計画も併せて発表。23年末までに160拠点の生産拠点を対象に、約4割減らす計画という。23年12月期の売上高は3兆3000億円、調整後営業利益は4500億円レベルを目指す。
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