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もみあい、売り買い交錯する中で3万円固めの展開=来週の東京株式市場

[東京 19日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、もみあいが想定されている。急な上昇に対して高値警戒感が残っているため、引き続き利益確定売りが出やすい。一方、企業業績は好調なことから押し目買いニーズも強く、売り買い交錯となる中で日経平均は3万円前後の水準を固める展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万9700円─3万0700円。

日経平均は3万円回復後も上値を追ったことで高値警戒感が台頭し、ひと押し入れた格好となっている。「これまでの上昇幅を踏まえれば警戒感が残っており、目先的な調整局面に入った」(大和証券・チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏)という。

市場では「株価が下落した18日に日銀がETFの購入を見送ったことが売り方の心理を優位にさせる要因になった」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれるほか、全体の踏み上げ相場にも一巡感が生じ始めたことから、利益確定売りが出やすい状況となってきた。

そうした中で見逃せないのが、指数寄与度が大きいファーストリテイリングの株価動向。直近の相場では、指数変動のうち100円─150円を占めるケースが多かった。そのため「上下いずれに振れた日も、同社を除けば実質的に相場が大きく振れたわけではなかった。今後は同社を抜いて相場全体の強弱を判断すべきだろう」(東海東京調査センターの中村氏)との指摘もある。

他方、このまま深押しをするとみる関係者はほとんどいない。「騰落数の推移をみると、直近では値下がり銘柄数の方が多く、過熱感は生じていない」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれ、むしろ下値では好業績銘柄を中心に押し目買いが入るとの見方が支配的だ。

市場関係者によると「1月に買いが目立った欧州系投資家は、いったん買いに動いた場合、2カ月程度買い越しが続く」(大和証券の木野内氏)という。当面は売り買いがぶつかり合い、値を固めつつ次のステージを探ることになりそうだ。

タイムテーブルでは、26日発表の国内1月鉱工業生産が注目点。23日は天皇誕生日で休場となるため、動きが活発化するのは週半ばからとみる関係者が多い。 (株式マーケットチーム)

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