for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル3年ぶり高値 債券利回り上昇

[シドニー 22日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは3年ぶりの高値。世界経済の回復への期待で商品価格が上昇していることが背景。債券利回りはインフレに対する懸念で急伸している。

豪ドルは1豪ドル=0.7878米ドル。一時、2018年序盤以降で初めて0.7900米ドルを突破し、0.7908米ドルまで値上がりした。

市場関係者によると、1月の高値0.7819米ドルを上抜けたことを受けて、モメンタム・ファンドからの買いが相次いだ。次のターゲットは0.7916米ドル、0.7988米ドル。

NZドルは1NZドル=0.7307米ドルに上昇。一時、1月の高値0.7314米ドルを突破し、0.7338米ドルまで値上がりした。次のターゲットは0.7395米ドル。

S&PがNZの格付けを「AA+」に引き上げたことも好感された。

銅、アルミ、ニッケル、錫など商品価格の上昇が大きな支援材料となっている。

NABの為替戦略担当トップ、レイ・アトリル氏は、豪ドルの中期的な適正価値の推定値を0.80米ドルに引き上げたことを明らかにした。

オーストラリアとNZの債券利回りは、世界的なインフレの進行に対する懸念から上昇。

豪10年債利回りは15ベーシスポイント(bp)上昇し、1.578%と、昨年3月の一時的な急伸時を除けば、2019年半ば以降で最高を記録した。

3年債先物は5ティック下落し、5カ月ぶり安値の99.725%。インプライド・イールドは0.275%で、豪中銀が目標とする0.10%を大幅に上回っている。

豪中銀は現物債利回りの上昇を抑制するため、10億豪ドルの債券買い入れを実施した。

豪10年債と米10年債の利回り格差は、約2週間前のゼロから20bp近くに拡大。

ウエストパックは、今年末の10年債利回りの予想を1.55%から1.9%に、来年末の予想を2.5%に引き上げている。

※原文記事など関連情報やアプリは画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up