[22日 ロイター] - アジア新興国通貨市場はまちまちの動きとなる中、フィリピンペソと韓国ウォンが下落している。
ペソは一時0.3%安となり、昨年10月23日以来の安値を付けた。
フィリピン当局が20日に報告した新型コロナウイルスによる死者数は239人と、過去2番目の多さとなった。ドゥテルテ大統領は首都マニラの部分的な封鎖措置を今後どうするかについて、来週決める見通しで、死者数の増加を受けて延長される可能性もある。
韓国ウォンは輸出統計が好調だったにもかかわらず、軟化。
韓国の医師会が実刑判決を受けた医師の免許取り消しを含む医療法改正への抗議ストの可能性を示唆し、今週始まる新型コロナウイルスワクチン接種への影響が懸念されている。
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