[上海 22日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,642.4449 - 53.7231 - 1.45 3,707.1912 3,717.2669 3,642.4449 前営業日終値 3,696.1680 CSI300指数<.CSI 5,597.333 - 181.509 - 3.14 5,785.510 5,785.510 5,597.333 300> 前営業日終値 5,778.842 中国株式市場では、先週最高値を更新した優良株指数が下落。約7カ月ぶりの大幅安 となった。割高感や政策引き締めのリスクが懸念された。 キャピタル・エコノミクスのアナリストは「金融状況は実質的に年初から引き締まっ ている。中国人民銀行(中央銀行)は今後数カ月以内に政策金利を引き上げ、そうした政 策のシフトを正式に認めるだろう」と指摘した。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は181.509ポイント(3.14%)安の5597.333。下落率 は2020年7月24日以来の大きさ。 上海総合指数終値は53.7231ポイント(1.45%)安の3642. 4449。 生活必需品指数は5.96%安。ヘルスケア指数は5.1 5%安。金融指数は1.75%安。 商いは活況。上海証券取引所の出来高は488億8000万株と、30日移動平均( 317億7000万株)の153.9%に達した。 深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数 は4.47%安。 この日の下落にもかかわらず、株価は最高値付近で推移しており、一部のアナリスト は、景気回復を背景に企業の好業績が続くとの見方を示している。 ユニオンバンケールプリヴェのアジア担当シニアエコノミストは「銀行、素材、エネ ルギーといった景気敏感株への資金流入が拡大する可能性がある。ハイテク株も非常に好 調で、引き続き高値で取引されている」との見方を示した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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