[ロンドン 22日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時40 分 *先物 清算値 前日比 前営業日終 コード 盤 3カ月物ユーロ 100.54 0.00 100.54 独連邦債2年物 112.23 +0.01 112.22 独連邦債5年物 134.63 +0.10 134.53 独連邦債10年物 174.72 +0.54 174.18 独連邦債30年物 211.40 +2.10 209.30 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード 盤 独連邦債2年物 -0.686 -0.003 -0.683 独連邦債5年物 -0.628 -0.012 -0.614 独連邦債10年物 -0.336 -0.024 -0.311 独連邦債30年物 0.170 -0.038 0.206 ユーロ圏金融・債券市場では国債利回りが低下。最近の利回り上昇 を「緊密に注視」しているとのラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発 言が材料となった。 ラガルド氏は「金融政策の伝達経路の下流で起きていることを早期 に反映する指標となるため、リスクフリーのオーバーナイト・インデッ クス・スワップ(OIS)金利と国債利回りは特に重要だ」とし、「E CBは長期的な名目国債利回りの展開を動きに注視している」と述べた 。 サクソバンクの債券ストラテジスト、アルテア・スピノッツィ氏は 「インフレが起こらない限り、ECBは名目・実質利回りの上昇を容認 しない見通しで、国債利回りの抑制に向けあらゆる手を尽くすとみられ る」と述べた。 ドイツ10年債利回りは3.5ベーシスポイント(b p)低下しマイナス0.34%と、昨年12月中旬以来の大幅な低下と なった。一時8カ月ぶりの高水準を更新する場面もみられた。 米国債利回りはこの日変わらず。実質利回りは先週約20bp上昇 した。パウエル連邦準備理事会(FRB)議長は23日、経済・金融政 策に関して上院銀行委員会で半期に一度の証言を行う。 大和キャピタル・マーケッツの経済調査部長、クリス・シクルナ氏 は「米国の財政刺激策と新型コロナウイルスワクチンの予防接種に伴い 、米景気回復は強まり物価も上昇する見通しで、欧州でも一時的であれ 同様の動きが見られるだろう」と述べた。 ドイツの10年物物価連動国債利回りはマイナス1. 28%と昨年10月以来の水準に上昇。2月IFO業況指数は92.4 と、市場予想を大幅に上回り、昨年10月以降で最高となった。[nL4N2 KS2F9] イタリア10年債利回りは2.5bp低下し0.60 %。 (ーからご覧ください)
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