(表を更新しました) [23日 ロイター] - 30年債(指標銘柄) 17時05分 93*11.00 2.1786% 前営業日終値 93*10.00 2.1800% 10年債(指標銘柄) 17時04分 97*31.00 1.3432% 前営業日終値 97*23.50 1.3690% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*01.75 0.5696% 前営業日終値 98*29.50 0.5970% 2年債(指標銘柄) 17時05分 100*00.88 0.1109% 前営業日終値 100*00.63 0.1150% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物3月 162*05.00 162*12.00 限 Tノート先物3月 135*13.50 135*10.50 限 米金融・債券市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議 長が議会証言で米経済はなお支援が必要との考えを示したことを受け、 10年債利回りが低下した。 午後の取引で10年債利回りは1.4ベーシスポイン ト(bp)低下の1.3551%。パウエル議長の証言前は1.389 %まで上昇していた。 パウエル氏は上院銀行委員会の公聴会で、米景気回復は依然として 「まばらで完全とは程遠い」状態にあり、FRBが完全雇用の復帰に向 け導入した政策の変更を検討するまでには「しばらく時間がかかる」と の認識を表明。FRBの政策支援がインフレ高進や危険な資産バブルを 招くとは考えにくいとし、景気支援の継続がなお必要と強調した。[nL4 N2KT3O2] マクロポリシー・パースペクティブズのプレジデント、ジュリア・ コロナド氏は「パウエル氏は均衡が取れた方法で『われわれの仕事は完 遂から程遠い。当面は国債買い入れを継続する』とのメッセージを伝え た」とし、「議長の基本スタンスに変化はなく、債券市場はある程度の 安心感を得られた」と述べた。 消費者物価が上昇するとの観測の中、長期債を中心に利回りが大き く上昇しており、パウエル氏の証言の直前、30年債利回 りは2.34%と、2020年1月以来の高水準を付けていた。長期イ ンフレ期待を反映し、午後の取引でも1.3bp上昇の2.1927% にとどまっている。 財務省が実施した600億ドルの2年債入札は、最高落札利回りが 0.119%と過去最低。応札倍率は平均の2.57倍に対し2.44 倍。BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、ベン・ジェ フリー氏は、特に波乱もなくこなされたとしている。 2年債利回りはほぼ横ばいの0.1169%。2年債と 10年債の利回り格差は124bpと、前日から約1bp 縮小した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 9.00 0.00 U.S. 3-year dollar swap spread 10.50 -0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 13.00 0.00 U.S. 10-year dollar swap spread 8.00 -0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -24.75 -1.25 (ーからご覧ください)
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