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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドル上昇、比較的高い国債利回りが支援

[シドニー 24日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルとニュージーランドドル(NZドル)が上昇。両国の国債利回りが比較的高いことが買いを誘っている。また、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)が、低金利の維持を示唆しつつ、国内経済について楽観的な見通しを示したこともNZドルを支援している。

豪ドル/米ドルは0.7945米ドルと2018年2月以来の高値に上昇。4営業日で2セント上昇した。チャート上の次の目標は0.7988米ドルと0.8000米ドル。その次は2018年1月の高値(0.8136米ドル)となる。

NZドル/米ドルは0.7378米ドルに上昇し、2018年4月以来の高値を付けた。過去4営業日で1.5セントの上昇となる。次の目標は0.7395米ドルと0.7437米ドル。

市場筋によると、円、ユーロ、スイスフランといった中央銀行が金利を低水準に維持している国・地域の通貨に対して、一連のビッドが入っているという。

日本の投資家が買いを入れているとの観測を背景に豪ドル/円は83.79円と2018年終盤以来の高値に上昇。主要抵抗線の84.02円に近づいた。

NZ中銀は24日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を予想通り0.25%に据え置いた。その上で、最近の国内経済の底堅さは、現時点で大規模な追加刺激策が必要ないことを示唆していると指摘した。

ただ、インフレと雇用に関する責務を果たすためには現行の金融政策による景気刺激を維持する必要があるとの認識も示した。

キウィバンクのチーフエコノミスト、ジャロッド・カー氏は「NZ中銀は見通しが大幅に改善していることを認めた。だが、見通しはなお不透明で、金利は来年まで据え置かれるだろう」と指摘。その上で、「順調にいけば、来年末までに利上げが実施されると予想する」と語った。

NZの国債利回りは、国内経済の回復や不動産市場の過熱を踏まえ、NZ中銀が刺激策を何らかの形で縮小する可能性があるとの憶測などから11カ月ぶりの高水準に上昇していた。

NZ10年債利回りは直近で1.715%とその近辺で推移。年初時点の1.01%を引き続き大幅に上回っている。

豪3年債利回りは0.14%とオーストラリア準備銀行(RBA)の目標の0.10%を上回る水準。3年債先物価格は99.735(利回りは0.265%)。

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