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米中、来週アラスカ州で高官会談 バイデン政権で初の対面協議

[ワシントン/北京 10日 ロイター] - 米国務省は10日、ブリンケン国務長官が18日に米アラスカ州で中国高官との協議を行うと発表した。対面式での米中高官協議はバイデン政権発足後初めて。

米中高官がバイデン政権発足後初の会合を18─19日に米アラスカ州のアンカレッジで開くと、米紙WSJが報じた。写真は2018年、バージニア州アーリントンで撮影(2021年 ロイター/Yuri Gripas)

米国からはブリンケン長官のほか、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が出席。中国から外交担当トップである楊潔チ・共産党政治局員と王毅国務委員兼外相が出席する。

国務省は声明で「多岐にわたる項目」について協議が行われるとしたが、詳細は明らかにしなかった。

ホワイトハウスのサキ報道官は記者会見で「米国がアジアと欧州のパートナー国との緊密な協議を実施した後、バイデン政権初となる米中高官協議を米国の国土で開くことが重要だった」とし、今回の協議は「大きな見解の相違がある問題を含め、多岐にわたる案件について話し合う機会になる」と述べた。

ブリンケン長官はこの日に下院外交委員会で行った証言で、来週の協議は多くの進展が得られなかったと批判されている過去の米政権下での協議の繰り返しにはならないと表明。また、中国が新疆ウイグル自治区における少数民族ウイグル族らに対する人権侵害は行っていないと主張するなら、中国は世界各国に対し同地域へのアクセスを認めるべきだと述べた。

香港における人権侵害の責任を負う者に対し措置を講じる考えも示し、「例えば、抑圧的な行為の責任を負う者への制裁を引き続き履行する必要がある」と述べた。

戦略国際問題研究所(CSIS)のアジア専門家、ボニー・グレーサー氏は「中国が米中問題の原因は米国にあり、ボールは米国側のコートにあるとする従来の主張を繰り返せば、今回の協議で前向きな結果は得られない」とした。

中国外務省の報道官も11日、米中外交トップがアラスカ州で18ー19日に会談すると表明。

会談には楊潔チ・共産党政治局員、王毅国務委員兼外相、ブリンケン国務長官、サリバン大統領補佐官が出席すると述べた。「米国から招待」があったとしている。

同報道官は、米国が「健全で安定した」軌道に関係を戻すことを期待すると表明。客観的・合理的に関係を見つめ、冷戦思考とゼロサム思考を放棄し、中国の主権を尊重することを期待するとも述べた。

*内容を追加しました。

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