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上海外為市場=人民元堅調、ドル安と基準値の元高設定で

[上海 11日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は堅調。落ち着いた米インフレ統計を受けてドルが軟化したほか、中国人民銀行(中央銀行)が対ドル基準値を元高方向に設定したことを受けた。

中国人民銀行は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.497元に設定。前営業日よりも136ポイントの元高水準となった。

スポットの人民元は1ドル=6.4950元で始まり、中盤時点では前営業日終値比77ポイント高の6.4986元。

オフショア人民元は1ドル=6.502元。

米労働省が10日に発表した2月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、総合指数が底堅く上昇する一方、サービス業の需要低迷などを背景に、食品・エネルギーを除いたコア指数の伸びは引き続き落ち着いた伸びを示した。

トレーダーらは全般的なドル安が人民元相場を後押ししたと指摘。中国系銀行のあるトレーダーは「人民元は現在の水準前後でのレンジ相場が続くだろう」と語った。

ただ、一部アナリストは、他国経済が新型コロナウイルス流行に伴う落ち込みから回復する中、人民元相場が下押し圧力に直面する可能性があると指摘。首創証券のチーフエコノミスト、王剣輝氏は「ワクチンの入手が進み、他国の経済回復も加速する中、人民元の調整が少なくとも2四半期続く可能性がある。人民元のファンダメンタルズを真に反映する水準は1ドル=6.5─6.8元だろう」とした。

ドル指数は91.784と、前営業日終値の91.814から低下した。

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