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中国全人代閉幕、李首相「成長率目標低くない」 政策は安定主眼

 3月11日、中国の李克強首相は、全国人民代表大会(全人代)閉幕にあたり記者会見し、政府の2021年の成長率目標は低くはないと述べた。写真はスクリーンに映る李首相(2021年 ロイター/Martin Pollard)

[北京 11日 ロイター] - 中国の李克強首相は11日、全国人民代表大会(全人代)閉幕にあたり記者会見し、政府の2021年の成長率目標は「低くない」と主張するとともに、より高い成長を目指して政策を劇的に緩和することはないと述べた。

5日の政府活動報告で、2021年の国内総生産(GDP)成長率目標は6%を上回る水準に設定された。目標は、アナリストの8%以上という予想を大きく下回った。

李首相は、今年は景気回復を盤石するのが主目的で、年ごとに成長目標が大きく変動すれば市場の予想を「かき乱す」だけだと語った。

今年は経済の安定を主眼に政策を策定することになるとし、中国国民の生活を守る取り組みを緩めないと指摘。「昨年は政策の緩和も、いわゆる量的緩和もしなかった。今年『急転換する』必要もない」と述べた。

政府活動報告では、1100万以上の雇用を創出する目標も掲げられた。李首相は、雇用に依然強い圧力がかかっているものの、目標を超える可能性に期待を示し「雇用創出において市場に重要な役割を担わせる必要がある」と述べた。

中小企業に関しては、銀行の債務リスクに注意しつつ中小企業への融資を促す方針を示した。

首相はサービスセクターも含めた対外開放を進めるとし、「あらゆる努力で内需を押し上げつつ開放を進め、中国を外国からの重要な投資先とする」と述べた。

また老齢人口2億6000万人を抱えた中国の「高齢化産業」は、外資系企業にとって大いなる「隆盛産業」でもあるとの見方を示した。

*情報を追加しました。

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