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ユーロ圏金融・債券市場=利回り低下、ECBが資産購入加速を表明

    [ロンドン 11日 ロイター] - 
    
 <金利・債券>                                                
 米東部時間11時26                                              
 分                                              
 *先物             清算値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 3カ月物ユーロ     100.54     0.00      100.54         
 独連邦債2年物     112.10    +0.03      112.07          
 独連邦債5年物     135.03    +0.09      134.94          
 独連邦債10年物   171.64    +0.32      171.32          
 独連邦債30年物   208.84    +0.28      208.56          
 *現物利回り       現在値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 独連邦債2年物     -0.690   -0.009      -0.676            
 独連邦債5年物     -0.629   -0.015      -0.614            
 独連邦債10年物   -0.331   -0.020      -0.311             
 独連邦債30年物    0.187   -0.004       0.188             
    
    
    ユーロ圏金融・債券市場では、欧州中央銀行(ECB)が金利上昇
抑制に向け資産購入を加速させると表明したことを受け、国債利回りが
低下した。
    ECBはこの日の理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(P
EPP)の買い入れを次の四半期に拡大すると決定。 声明で「次の四
半期にかけて、PEPPの下での買い入れを今年の初めの数カ月と比べ
てかなり速いペースで実施する」とした。     
    ジェネラリ・インベストメント・パートナーズの債券部門責任者、
マウロ・バレ氏はECBの決定について、利回り上昇と金融環境の引き
締まりの回避に向けた決意を再確認するものだったと指摘。アクシオム
・オルタナティブ・インベストメントの調査部門責任者、ジェローム・
レグラス氏は、ECBの決定を受けた国債利回りの上昇について、「パ
ブロフの犬」のような条件反射的な動きだったと述べた。
    独10年債利回りはマイナス0.37%と、2月18
日以来の低水準を付けた。終盤の取引では3ベーシスポイント(bp)
低下のマイナス0.34%。
    イタリア10年債利回りは一時0.57%と、10bp
低下。終盤の取引では8bp低下の0.60%。
    イタリアとドイツの10年債利回り格差は約92b
pと、2月23日以来の水準に縮小した。
    ECBはPEPPの下での買い入れペースをどの程度加速させるか
具体的には示さなかったが、INGのシニア金利ストラテジスト、アン
トワーヌ・ブーベ氏は、PEPPの下での買い入れペースは最大で月額
1100億ユーロと、新型コロナウイルス感染拡大への対応に追われて
いた昨年第2・四半期と並ぶ水準まで拡大する可能性があると予想。実
際にそうなれば、独10年債利回りは自身の今四半期の見通しより約1
0bp低くなる可能性があるとした。ただそれ以降は、PEPP枠の拡
大がなければ影響は薄れていくと述べた。

    
 (ーからご覧ください)
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