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東南アジア株式・中盤=まちまち、感染拡大と景気懸念でマニラが安い

[12日 ロイター] - 中盤の東南アジア株式市場はまちまち。マニラ市場は値を下げ、下落幅は6週間ぶりの大きさとなる見込み。新型コロナウイルス感染者数の急増と1月の輸入低迷に伴う景気回復懸念が嫌気された。

0345GMT(日本時間午後0時45分)時点で、マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.22%安。週間では2.5%超下落し、下落幅は1月29日までの週以来の大きさとなる見通し。

新型コロナ危機前のフィリピンの経済成長率は域内で上位に入っていた。しかし、厳格で長期に及ぶ制限措置とワクチン調達の遅れから、回復は鈍っている。

フィリピンの感染者数は域内で2番目に多い。11日には1日当たりの感染者数が約半年ぶりに最多となった。

同国政府がこの日示した統計によると、1月の貿易赤字額は24億2000万ドル。赤字幅は過去1年で最大となった。輸入は前年同月比14.9%減。輸出も5.2%減で5カ月ぶりの下落幅となった。

INGのエコノミスト、ニコラス・マパ氏は「輸入低迷が続き、フィリピンの成長に向けた苦難は、ある程度続くだろう」と指摘した。

フィリピン当局は投資家のいらだちを落ち着かせよう努めた。ドゥテルテ大統領は11日、経済はもうすぐ再開すると発言。フィリピン中央銀行総裁は、現時点で金融政策の引き締めを行うつもりはないとの認識を示した。

域内のその他の市場は、バイデン米大統領が1兆9000億ドルの追加経済対策法案に署名し、同法が成立したことを受けた各地の株高に追随した。債券利回りがオーバーナイトで低下し、世界的なインフレ高進懸念は和らいだ。

ジャカルタ市場の総合株価指数は1.01%高。バンコク市場のSET指数は0.25%高。ジャカルタ市場は6週続伸の見通し。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.01%高、クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.55%安。 (アジア株式市場サマリー)

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