[12日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 6761.47 +24.51 +0.36 6736.96 ロンドン株式市場は続伸して取引を終えた。銀行や生活必需品株が 買われた。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるための封鎖措置が徐 々に緩和されることや、コロナワクチンの接種が進んでいることで経済 成長が加速するとの期待から、週間ベースでは2週連続でプラスとなっ た。 この日発表された1月の国内総生産(GDP)は、封鎖措置が再導 入されたことを反映し前月比2.9%減少したが、市場予想ほど落ち込 まなかった。第1・四半期GDPは4.0%減となる見通し。 AJベルのアナリスト、ダニー・ヒューソン氏は「この日のGDP 統計のメッセージは、1月に景気が落ち込んだことではなく、大半のエ コノミストが予想していたよりも落ち込みが大幅に少なかったことだ」 と話した。 金融のHSBCとスタンダード・チャータード(スタンチ ャート)、ロイズ、バークレイズは0.8% から3.6%上昇した。 高級ブランド会社バーバリーは6.9%高だった。昨年1 2月から売り上げが力強く回復し、3月27日までの会計年度の最終四 半期の利益見通しが市場予想を上回った。 一方、製薬のアストラゼネカは0.9%下落した。欧州連 合(EU)向けの新型コロナワクチンについて、第1・四半期の供給見 通しを約3000万回分に引き下げたことが嫌気された。EUとの契約 の3分の1にとどまる数量で、同社が2月に示した見通しを25%下回 る。 (ーからご覧ください)
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