[シカゴ 16日 ロイター] -
米東部時間 価格 利回り コード
30年債(指標 16時26分 89*07.50 2.3801% <US30YT=RR
銘柄) >
前営業日終 89*15.00 2.3680%
値
10年債(指標銘 16時23分 95*14.50 1.6232% <US10YT=RR
柄) >
前営業日終 95*19.00 1.6070%
値
5年債(指標銘 16時23分 98*12.75 0.8307%
柄)
前営業日終 98*12.75 0.8300%
値
2年債(指標銘 16時04分 99*30.38 0.1510%
柄)
前営業日終 99*30.25 0.1530%
値
清算値 前日終値 コード
Tボンド先物3 157*12.00 157*20.0
月限 0
Tノート先物3 133*02.50 133*02.5
月限 0
米金融・債券市場では、20年債入札に強い需要が見られたものの
長期債利回りが上昇した。16日から2日間の日程で始まった連邦公開
市場委員会(FOMC)を巡る不透明感で一部投資家に手控えムードが
広がった。
10年債利回り は終盤の取引で1.1ベーシスポイン
ト(bp)上昇の1.6179%。先週末には昨年2月以来の1.64
2%に上昇していた。
20年債利回りは1.9bp上昇して2.2952%
となった。
ジェフリーズの短期金融市場エコノミスト、トム・シモンズ氏は、
この日実施された240億ドルの20年債入札は活況だったとする一方
、「結果が消化されると、これまで長期債に圧力をかけてきたのと同じ
状況に戻ってしまった」とし、大規模な国債供給見通し、景気回復に対
する楽観論、17日まで開かれる米連邦準備理事会(FRB)会合の発
表を控えた不確実性を指摘した。
20年債入札は最高落札利回りが2.290%で、平均を上回った
。
USバンク・ウェルス・マネジメントの債券調査部門責任者、ビル
・メルツ氏は、大規模な金融・財政刺激策とワクチン接種加速による景
気回復を背景に、市場は2022年の利上げを「妥当な確率」で織り込
んでいると指摘。
「市場と期待はかなり急速に進んでおり、FRBは政策変更を本格
化する前に大幅な進展が必要だというこれまでのメッセージにしがみつ
こうとしている」と述べた。
米商務省が16日に発表した2月の小売売上高(季節調整済み)は
前月比3.0%減と、市場予想の0.5%減よりも落ち込んだ。全米を
襲った寒波が打撃となったが、政府が低中所得世帯を中心に追加の新型
コロナウイルス支援策を提供することから今後回復が見込まれる。[nL4
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10年物の物価連動国債利回りと通常国債との利回り差であるブレ
ーク・イーブン・インフレ率(BEI)は一時、201
4年7月以来初めて2.3%を上回った。30年物のBEI
は2.24%で、14年9月以来の高水準。
2年債利回りは1bp弱低下の0.151%。10年債
との利回り格差は147.07bpと、約2bp拡大した
。
<ドル・スワップ・スプレッド>
DOLLAR SWAP SPREADS
Last (bps) Net Change (bps)
U.S. 2-year dollar swap spread 10.50 0.50
U.S. 3-year dollar swap spread 10.25 0.50
U.S. 5-year dollar swap spread 8.25 0.25
U.S. 10-year dollar swap spread 0.00 -1.00
U.S. 30-year dollar swap spread -31.25 -0.50
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