[東京 18日 ロイター] - 半導体関連株はしっかり。東京エレクトロンは3%超高、アドバンテストは4%超高、TDKは2%高で推移している。特段、目新しい材料は出ていないものの、「底堅い需要があるほか、米長期金利の上昇一服が材料視されているのではないか」(国内証券)という。
市場からは「FOMC(連邦公開市場委員会)では長期金利の上昇に対してFRBが静観する姿勢は変わらなかったが、次に注目されるのが新型コロナの特別措置としてとられているSLR規制(補完的レバレッジ比率)の緩和だ。3月末期限となっているSLRの緩和は延長されるとの見方が多い。緩和が継続された場合、米長期金利のさらなる上昇を抑えられる可能性が高く、こうした市場の思惑も半導体関連株買いの安心感につながっているのではないか」(同)との声が聞かれた。
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