[アムステルダム 19日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間13時4 9分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.54 0.00 100.54 独連邦債2年物 112.12 +0.03 112.09 独連邦債5年物 135.13 +0.19 134.94 独連邦債10年 171.22 +0.50 170.72 物 独連邦債30年 205.10 +1.04 204.06 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.698 -0.017 -0.681 独連邦債5年物 -0.643 -0.029 -0.615 独連邦債10年 -0.288 -0.030 -0.263 物 独連邦債30年 0.285 -0.021 0.302 物 ユーロ圏金融・債券市場では、大きく動いていた国債市場が落ち着 きを取り戻し、米国債利回りが低下したこと受け、独連邦債利回りも低 下した。 前日は、16─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果 が消化されるに従い、米国債利回りは2020年1月以来の水準に上昇 。これに連動してユーロ圏の国債利回りも上昇した。 ただこの日は市場は落ち着きを取り戻し、米国債利回りは低下。独 10年債利回りはマイナス0.29%と、3ベーシスポイ ント(bp)低下し、週初の水準近辺に戻った。 アナリストは、ユーロ圏国債は米国債をアウトパフォームしている ものの、欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会でパンデミック緊急 購入プログラム(PEPP)の買い入れ加速を決定したした後も利回り が高水準にとどまっていることは懸念に値すると指摘。 コメルツバンクの金利戦略部門責任者、マイケル・レイスター氏は 「ECB理事会から1週間が経過し、市場では買い入れの『大幅な』加 速はいつみられるのか、それとも売り圧力の方が強いのか、疑問が出て いるはずだ」と述べた。 この日は米連邦準備理事会(FRB)が大手行を対象にした自己資 本規制である補完的レバレッジ比率(SLR)に関する緩和措置を延長 せず、期限の3月末で終了すると発表。ただユーロ圏債券市場にほとん ど影響は出なかった。 (ーからご覧ください)
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