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ルネサス株は3%超安、半導体不足の中での工場火災を嫌気

 3月22日、ルネサスエレクトロニクスは大幅に続落し、3%超安での推移となっている。一時5.37%安となった。19日に同社の那珂工場(茨城県ひたちなか市)で発生した火災が嫌気されている。写真は2017年4月、東京でルネサスが開いた発表会で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - ルネサスエレクトロニクスは大幅に続落し、3%超安での推移となっている。一時5.37%安となった。19日に同社の那珂工場(茨城県ひたちなか市)で発生した火災が嫌気されている。新型コロナウイルスの影響から回復し、需要が急増していた中での火災に失望感が広がっているという。

火災が起きたのは先端品を扱う300ミリラインのめっき装置で、同ラインの2%に当たる11台が焼損。影響を受けた半導体の3分の2が自動車向けで、残りは産業やインフラ、情報通信向けという。すでにラインに乗っていた仕掛品が受けた影響の全容が判明するのは1週間くらいかかる見通し。

柴田英利社長は会見で「なんとか1カ月以内での生産再開にたどり着きたい」とした上で、1カ月での生産再開目標は「元のキャパシティー(生産能力)に戻ることも含めたターゲット」と語った。入れ替えの必要な製造設備があることなどから、「不透明感は残っている」とも述べた。

市場では「経済打撃などを受けて需要そのものがなくなったわけではなく、あくまでも供給側の問題。きょうはテクニカル的には75日線がサポートラインとして意識されており、下げ止まっている。ただ、全容に関してはまだ不透明感な部分も多いため、いったん様子見となっている可能性がある」(国内証券)との声が出ていた。

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