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アジア通貨動向(22日)=総じて軟調、リラ下落でややリスクオフ

[22日 ロイター] - アジア新興国通貨は総じて軟調。トルコのエルドアン大統領が20日にタカ派のアーバル中銀総裁を任命から5カ月足らずで解任し、後任に高金利反対派を充てたことを受け、市場はややリスクオフムードとなっている。

この日のアジア時間の取引開始直後、リラは15%下落し、最安値近辺を付けた。

インドネシアルピアは0.2%安。フィリピンペソとタイバーツはともに0.1%安。

ANZのアジア調査部門責任者Khoon Goh氏は「リラ下落のアジアへの影響はおそらく限定的だ。トルコで起きていることは同国特有の問題でアジアへの直接の影響はまったくない」と指摘。「アジアの取引時間帯では反射的に若干リスクオフのムードになっているが、長期的な影響は見込まれない。市場がこのニュースを消化すれば、アジアの取引はアジア全体のファンダメンタルズを反映する可能性が高い」とした。

一方、韓国ウォンは逆行高。この日発表された税関統計(速報値)で3月1─20日の輸出が前年同期比12.5%増加したことを受けている。

投資家は今週、アジア新興国の中銀が開く政策決定会合に注目。ロシアやトルコなどの新興国中銀がすでに金融引き締めに着手した一方、アジアの中銀は政策金利を据え置いている。

インドネシアと台湾の中銀は先週、政策金利据え置きを決定。今週に政策決定会合を控えるフィリピンとタイの中銀も政策金利を据え置くと見込まれている。

ANZのKhoon氏は、アジア新興国の中銀は当面政策金利を据え置くと予想し、アジアで利上げ圧力を受けている中銀はないとした。また、アジア諸国のファンダメンタルズはトルコやロシアとは大きく異なると指摘した。

円やドルなど安全資産とされる通貨が上昇し、リスクオフの動きが見られる。

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