[ロンドン 22日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時29 分 *先物 清算値 前日比 前営業日終 コード 盤 3カ月物ユーロ 100.54 0.00 100.54 独連邦債2年物 112.13 +0.01 112.12 独連邦債5年物 135.21 +0.08 135.13 独連邦債10年物 171.49 +0.27 171.22 独連邦債30年物 205.82 +0.72 205.10 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード 盤 独連邦債2年物 -0.703 -0.007 -0.696 独連邦債5年物 -0.654 -0.011 -0.643 独連邦債10年物 -0.310 -0.017 -0.294 独連邦債30年物 0.262 -0.016 0.280 ユーロ圏金融・債券市場では、国債利回りが低下。トルコリラが急 落したことで安全とみられる資産を買う動きが強まった。 トルコリラは対ドルで8%安。エルドアン大統領は2 0日、金融引き締めを進めてきたトルコ中央銀行のアーバル総裁を解任 し、高金利に批判的な見解で自身と一致する与党・公正発展党(AKP )の元議員、シャハプ・カブジュオール氏を後任に起用した。[nL4N2LJ 0JC] ユーロ圏での新型コロナウイルス感染者の増加や米国債利回りの低 下も域内利回りの下げにつながったという。 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は22日、新型コロナの感 染状況とワクチン接種のスピードを巡る先行き不透明性がユーロ圏経済 の見通しの重しになっているとの見解を示したほか、ドイツ連邦銀行( 中央銀行)は月報で、国内経済が今四半期に急激に縮小するとの見通し を明らかにした。 こうした中、ECBが3月19日までの1週間に買い入れた債券は 、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)が差し引き210億5 000万ユーロと、前週の140億0800万ユーロから50%増加し た。 一方、ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、債 券買い入れの加速が一時的な措置で、ユーロ圏の成長やインフレが上振 れるまでの借り入れコスト低下を目的にしたものと指摘した。[nL4N2LK 3BK] ドイツ10年債利回りは1.5ベーシスポイント(b p)低下しマイナス0.309%。フランスやイタリア国債利回りも同 程度低下した。 (ーからご覧ください)
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