[23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長とイエレン財務長官は23日、下院金融委員会で証言した。
講演の要旨は以下の通り。
<パウエル議長>
*FRBは物価安定目標の達成に強くコミット
*ベース効果やボトルネックの影響で、インフレ率は今年上昇へ
*大幅もしくは持続的なインフレ上昇は想定せず
*インフレ期待を2%に抑制することに引き続きコミット
*補完的レバレッジ比率(SLR)緩和措置が米債市場の機能にどのような影響を及ぼしたかは断定しがたい
*気候変動による金融機関へのリスクに関する理解は初期段階
*気候変動は米経済に長期的影響及ぼす可能性、理解に向けたプロセス開始する必要
<イエレン長官>
*気候変動に絡むリスクをストレステスト(健全性審査)を通じ精査すべきという点で規制当局は一致
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