[東京 25日 ロイター] - 日本郵船、商船三井、川崎汽船がしっかり。直近の急な下げによる突っ込み警戒感から買い直す動きが出ているほか、「スエズ運河で起きた座礁事故の影響によって、市況が上昇するとの思惑が生じている」(国内証券)という。
午前9時45分現在、東証1部33業種別指数で、海運業は値上がり率で第1位となっている。
エジプトのスエズ運河で23日、大型コンテナ船が座礁して運河をふさぎ、他の船舶が通航できない状態となっている。スエズ運河は欧州とアジアを結ぶ最短航路で、2000年には約1万9000隻(1日当たり51.5隻)が通過した。
国際物流に混乱を来すとの懸念から、原油先物相場は2%超上昇した。
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