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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル変わらず、週間では大幅安

[シドニー 26日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランドドルがほぼ横ばい。早期利上げ観測が後退し、国債利回りが急低下したことを背景に、週間では大幅安となる水準で停滞している。

豪ドル/米ドルはほぼ横ばいの0.7590米ドルで、週間では1.9%安。チャート上の支持線である0.7615/7620を割り込んでいる。

次の支持線となる0.7564米ドルに迫っており、この水準を下回れば0.7499米ドル、さらには200日移動平均線の0.7370米ドルまで下げる可能性がある。

NZドル/米ドルもほぼ横ばいの0.6965米ドルで、週間では2.8%安と、約6カ月ぶりの大幅下落。

0.7100米ドルと0.7005米ドルの支持線、100日移動平均線の0.7118米ドルを割り込んでいる。弱気派の次の目標は200日移動平均線の0.6869米ドル。

NZドルは、同国政府が住宅市場の過熱抑制に向け投資家向けの税優遇措置の廃止を発表し、これに伴い早期利上げ観測が大幅に後退したことを受けて急落している。

NZ2年債利回りは週初から9ベーシスポイント(bp)低下し0.26%。10年債利回りは17bp低下の1.683%。

豪国債も追随し、10年債利回りは週間で13bp低下の1.677%と、2月の上昇で付けた1.97%から遠のいた。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は豪ドル高の進行を抑えるなどの目的で債券買い入れを延長し、10月から新たに1000億豪ドル(760億米ドル)買い入れる可能性が高くなったと指摘。

「RBAが緩和縮小に動けば、豪ドルに影響が及び、引き締めを開始したとのシグナルを市場に送ることになる」とした。

一方、ウエストパックとしては、経済活動の再開と世界経済の回復加速で「リスクオン」の通貨が選好されるとみられるため、今年下半期の豪ドルの上昇を予想していると述べた。

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