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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル横ばい、経済指標が支援要因

[シドニー 31日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは横ばい。米ドルが幅広い通貨に対して上昇しているが、良好な経済指標と債券利回りの上昇が支援材料になっている。

豪ドルは1豪ドル=0.7604米ドル。前日の海外市場の高値0.7664米ドルから押し戻されている。

最近記録した2カ月ぶりの安値0.7564米ドルに近づいており、この水準を割り込めば、0.7495/7500米ドルや、場合によっては200日移動線の0.7378米ドルまで下げる可能性がある。

NZドルは1NZドル=0.6983米ドル。前日は0.7033米ドルまで上昇していた。下値支持線は、最近記録した安値の0.6944米ドルと200日移動平均線の0.6877米ドル。

中国国家統計局が発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)と非製造業PMIが支援材料となっている。非製造業PMIは56.3と非常に強い水準となった。

中国はオーストラリアにとって最大の輸出先。

2月のオーストラリアの住宅着工許可件数も21.6%増と、市場予想の5.0%増を大幅に上回った。1月は予想外に減少していたが、減少分をすべて取り戻した。

民間の住宅着工許可件数は15.1%増加し、記録的な高水準となった。補助金や急ピッチな価格上昇を背景に建設が増えており、雇用と消費を支える要因になっている。

景気の回復を背景に、財政の見通しも数カ月前から大幅に改善している。

CBAのアナリストは2020/21年度の財政赤字が1450億豪ドル(1103億2000万米ドル)になる可能性があると予測。赤字幅は、政府予測を550億豪ドルも下回っている。

ANZのエコノミスト、ヘイデン・ダイムズ氏は、国債の発行額が減る可能性があると予測。

オーストラリア財務管理局(AOFM)は現在、2020/21年度に2300億豪ドルの債券発行を計画。すでに1740億豪ドルの債券を発行した。

同氏は「AOFMが発行額を2300億豪ドルで変更しなければ、来年度の財政赤字を事前に補填する形となる。来年度の財政赤字は予想を大幅に下回る見通しだ」と述べた。

発行額が急減するとの見方が広がれば、債券価格を押し上げる要因になる可能性がある。国債価格は米国債の売りに圧迫されている。10年債利回りは1.82%。週明けから11ベーシスポイント(bp)上昇している。

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