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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル下落、米ドル高で下値試す展開

[シドニー 1日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは対米ドルで下落し、主要な下値支持線に迫っている。米ドルが幅広い通貨に対して上昇を続けていることが背景。

だが、豪ドルとNZドルはともに低利回りのユーロと円に対しては堅調に推移している。

豪ドルは1豪ドル=0.7584米ドルに下落。直近の安値0.7564米ドルを割り込むかどうか注目されており、割り込めば0.7500米ドルや、場合によっては200日移動平均の0.7385米ドルまで下げる可能性がある。

NZドルは1NZドル=0.6975米ドルに下落。最近付けた4カ月ぶり安値の0.6944米ドルに近づいており、この水準を割り込めば200日移動平均の0.6880米ドルまで下げる可能性がある。

この日発表された豪経済指標はまちまち。2月の小売売上高は予想より小幅の落ち込みだったのものの、2月の貿易収支は輸入が急増し、黒字幅が予想を下回った。

不動産コンサルタントのコアロジックが1日公表した3月の豪住宅価格は前月比2.8%上昇と、1988年10月以来およそ30年ぶりの高い伸びを記録。過去最低水準の金利が今後も続くとの見方から需要が過熱する中、一戸建て住宅を中心に不動産不足が顕著になっている。

HSBCの豪州担当チーフエコノミスト、ポール・ブロクサム氏は「住宅価格の急騰と新規住宅融資の伸びにもかかわらず、豪中銀はハト派姿勢を続けるだろう」と指摘。「われわれは中銀が2021─22年は政策金利と3年債利回り目標を0.10%に据え置き、10月以降も量的緩和プログラムを延長すると予想する」と語った。

豪10年債利回りは1.819%に上昇。週初から15ベーシスポイント(bp)上昇している。

豪ドルは対円とユーロでは上昇。

対ユーロでは1.5461豪ドルで、年初の1.6000豪ドルから上昇している。

ウェストパックの外為ストラテジスト、ショーン・キャロー氏は世界経済の回復度合いが下半期にさらに均一になれば、豪ドルの対ユーロでの上昇は下支えされると指摘。基本シナリオは年央が1ユーロ=1.51豪ドル、年末が1.49豪ドルとした。

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