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上海外為市場=人民元軟調、米インフラ投資計画でドル上昇

[上海 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は軟調。米国の財政刺激策や積極的なワクチン接種計画が成長加速につながるとの見方からドル指数が5カ月ぶりの高水準付近となり、一方で中国製造部門の成長鈍化を示す指標が発表された。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.5584元に設定。前営業日の6.5713元よりも元高水準となった。これまでは6営業日連続で元安方向の設定が続いていた。

スポットの人民元は6.5550元で始まり、中盤時点では前営業日終値比163ポイント安の6.5681元。

オフショア人民元は1ドル=6.5779元と、前営業日終値(6.5640元)から下落した。

中国系銀行のあるトレーダーは「欧州で新型コロナウイルス流行が再び広がり、ドルのモメンタムが良好に見える中、人民元は依然として圧力に直面している」と述べた。

トレーダーによると、人民元の下値は企業のドル売り需要を背景に短期的には限定的となりそうだが、2日の米雇用統計前後に見込まれるドル指数の急上昇が市場見通しに影響を及ぼす可能性がある。

バイデン米大統領は31日、2兆ドル強のインフラ投資計画を発表した。政府の権限を活用して米経済を再構築し、中国の影響力拡大に対抗する。

1日のドル指数は93.231。前日には5カ月ぶりの高水準となる93.439を付けた。

スコシアバンクのアジア外為ストラテジスト、チー・ガオ氏は「われわれは今年上半期末のドル/人民元見通しを6.3元で維持し、年末までに6.45元に反転すると予想している。人民元は引き続き中国の堅固な経済回復に支援され、資本流入が拡大する公算が大きい」と述べた。

ただ、財新/マークイットが1日発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.6と、2月の50.9から低下し、昨年4月以来およそ1年ぶりの低水準となった。

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