[東京 2日 ロイター] - 象印マホービンが大幅に続伸し5%超高。年初来高値を更新し、一時東証1部の値上がり率トップとなった。1日に発表した2021年11月期第1四半期決算で、営業利益が前年同期比28.9%増の36億4600万円となったことなどが材料視されている。値動きの良さも注目されている。
電気調理器具では、巣ごもり消費で需要の高いホットプレートやオーブントースターなどの売り上げが伸長した。海外でも、炊飯ジャーや電気ポットなどが好調に推移した。
市場では「もともと値動きが激しい銘柄。個人投資家に好まれており、いったん動くと止まらない。表向きは決算が材料視されているが、値動きの激しい銘柄ということも留意すべきだ」(国内証券)との声が出ていた。
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