(表のレートを更新します。) [ニューヨーク 5日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘柄) 17時05分 89*27.50 2.3494% 前営業日終値 89*17.50 2.3700% 10年債(指標銘柄) 17時05分 94*23.50 1.7074% 前営業日終値 94*19.00 1.7200% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*04.00 0.9301% 前営業日終値 98*29.00 0.9800% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.13 0.1704% 前営業日終値 99*28.13 0.1900% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6 155*19.00 155*22.00 月限 Tノート先物6 131*03.50 130*30.50 月限 米金融・債券市場では利回りが低下した。2日に発表された米雇用統計で非農業部門 雇用者数が大幅に増加したことを受けて、金利の上昇傾向は続いているが、このところの 国債売りは一服し、利益を確定する動きが見られた。 5日は大半の欧州市場がイースターマンデーで休場。中国、香港、オーストラリアも 休場だった。 リスク心理のバロメーターになっているイールドカーブはスティープ化し、米2年債 と10年債の利回り格差は154ベーシスポイント(bp)に拡大した。 キャンター・フィッツジェラルドの国債アナリスト、ジャスティン・レデラー氏は、 午前中は雇用統計が金利押し上げ要因になったとし、経済の見通しから市場が利上げの織 り込みを前倒していると指摘。ただ、その後は反転し、「市場は動きが少し早すぎると感 じているのかもしれない」と述べた。 短期金利の期待を示すユーロドル先物市場では、2022年12月までの米利上げが 完全に織り込まれており、数カ月前の23第4・四半期から早まっている。 午後の取引で10年債利回りは1.716%で、2日の1.72%から 低下。30年債利回りも2.361%と、2.37%から低下した。 2年債利回りは0.19%から0.172%に低下。一時は2月下旬に付けた8カ月 ぶり高水準の0.194%まで上げた。 米供給管理協会(ISM)が5日発表した3月の非製造業総合指数(NMI)は63 .7と、前月の55.3から上昇し、統計開始以来の高水準を記録。一方、米商務省が発 表した2月の製造業新規受注は前月比0.8%減だった。 アナリストによると、3月の米雇用統計が予想を上回ったことで、国債への弱気ムー ドが続いている。 エバーコアISIの債券ストラテジスト、スタン・シプリー氏は「トレンドはなお利 回り上昇で、年末までに10年債は2%に達するとみている」と指摘。ただ、利回りを押 し下げる季節要因の可能性にも触れ、「米国だけでなく世界的にも利回りは小休止してい るようだ。3月中旬以降、現水準で推移している」と述べた。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 13.25 0.00 U.S. 3-year dollar swap spread 16.75 0.00 U.S. 5-year dollar swap spread 12.00 0.75 U.S. 10-year dollar swap spread 3.50 0.00 U.S. 30-year dollar swap spread -22.50 -1.00 (い)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」