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サムスン電子、第1四半期は44%営業増益の見通し 予想と一致

[ソウル 7日 ロイター] - 韓国のサムスン電子は7日、第1・四半期の営業利益が前年同期比44%増加するとの見通しを示した。アナリストによると、家電やスマートフォン、テレビの販売好調が背景。ただ、半導体事業は寒波で米生産が停止した影響で業績悪化が見込まれる。

韓国のサムスン電子は4月7日、第1・四半期の営業利益が前年同期比44%増加するとの見通しを示した。写真は、同社製の食器洗い機のロゴ。2020年8月にソウル市内で撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

営業利益は9兆3000億ウォン(83億2000万ドル)の見通し。リフィニティブ・スマートエスティメートのアナリスト予想も9兆3000億ウォンだった。

売上高は17%増の65兆ウォンの見通し。リフィニティブのアナリスト予想は62兆ウォンだった。

同社は今月、決算の詳細を発表する。

アナリストの予想では、モバイル部門の第1・四半期営業利益は1兆ウォン超増えて約4兆1500億ウォンとなる見込み。

調査会社カウンターポイントによると、スマホの旗艦モデル「ギャラクシーS21」シリーズの売り上げは1月の発売から6週間で旧モデルを上回った。S21の価格をS20よりも200ドル安くしたことが売り上げ増につながったもようだ。

アナリストの予想では、半導体部門の利益は約20%減の3兆6000億ウォンの見込み。国内での増産に伴うコストと、2月半ばの寒波によるテキサス州の工場停止で世界的に旺盛な需要の恩恵を受けられなかったことが影響するとみられている。

調査会社トレンドフォースのデータによると、ノートパソコンなどに広く使用されているDRAMチップの価格は第1・四半期に前期比5.3%上昇した。

アナリストは世界的な半導体不足を背景に、価格の上昇傾向が今後も続くとみている。

アナリスト予想では、テレビ・家電部門の利益はステイホーム需要の継続により、倍以上に増えて約1兆ウォンとなる見込み。

テレビ・家電分野でライバル関係にある韓国のLG電子は7日、第1・四半期に暫定ベースで過去最高の営業利益を計上した。

米メモリー半導体大手マイクロン・テクノロジーも先月、第3・四半期(3―5月)の売上高が市場予想を上回るとの見通しを示した。世界的にリモート勤務へのシフトが進んだことで需要が拡大している。

ケープ・インベストメント&セキュリティーズのアナリスト、Park Sung-soon氏は、品質検査に合格した非メモリー半導体の数について「サムスンが今月、決算の詳細を発表する際には、非メモリー事業の生産高の低さという点で、同社がどこまで苦戦しているかに関心が集まるだろう。また、テキサス州での損失の規模や、半導体分野への投資について米国からどのような圧力を受けているかも、注目されるだろう」と述べた。

アナリストは、サムスンが半導体受託生産事業に今年10兆ウォン前後を投資すると予想している。昨年の投資額は約6兆ウォンだった。

ロイターの報道によると、バイデン米政権の高官は4月12日、米国のサプライチェーンの状態について、半導体メーカーや自動車メーカーと協議する。

サムスンは170億ドルを投じて米国に半導体工場を新設することを検討している。

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