(表のレートを更新しました) [ニューヨーク 7日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 89*17.50 2.3651% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 90*17.00 2.3160% 値 10年債(指標銘 17時05分 94*31.50 1.6792% <US10YT=RR 柄) > 前営業日終 95*06.00 1.6560% 値 5年債(指標銘 17時05分 99*12.75 0.8738% 柄) 前営業日終 99*13.00 0.8720% 値 2年債(指標銘 17時05分 99*30.13 0.1547% 柄) 前営業日終 99*29.75 0.1610% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月 156*12.00 156*17.00 限 Tノート先物6月 131*26.50 131*22.00 限 米金融・債券市場では国債利回りがおおむね低下。米連邦公開市場 委員会(FOMC)議事要旨はハト派な内容となり、低金利が当面続く との見方を後押しした。 3月16─17日の議事要旨によると、経済は改善しているものの 、FRBが見据える目標の達成には程遠いほか、新型コロナウイルスに よるリスクが根強く、先行きはなお「極めて不確実」という認識で一致 。さらにFRBが支援策の引き揚げを検討できるほど状況が改善するま で「しばらく時間がかかる」と指摘した。 BMOキャピタルマーケッツの米金利戦略部長、イアン・リンゲン 氏は、「しばらくの時間」がどの程度を意味するかが最大の疑問だが、 「緩和のテーパリング(段階的縮小)や正常化を示唆するものがなかっ たことは最大の収穫だ」と述べた。 議事要旨ではさらに、基調的なインフレ圧力が依然として弱く、1 月までの消費者物価指数(CPI)の伸びは2%を大幅に下回っている と指摘。インフレ率が長期的に平均2%となり、長期的な期待インフレ 率も同様の水準にしっかりと固定されるよう、しばらくの間は2%を適 度に上回るインフレ率の達成を目指すと表明した。 これについてリンゲン氏は、FRBがインフレカーブに遅れを取る リスクを厭わないことを示すものであり、明らかに過去の行動とは異な る」と分析した。 10年債利回り は1.656%とほぼ変わらず。一時 2週ぶりの低水準を付けた。30年債利回り は2.34% に小幅上昇。5年債利回りは0.857%に低下した。5年 債の動きについて市場では、FRBが予想よりも早く利上げに踏み切ら ないとの見方を反映したものとみられている。5年債と30年債の利回 り格差は148ベーシスポイント(bp)に拡大した。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Ch ange ( bps) U.S. 2-year dollar swap spread 13.00 -0.50 U.S. 3-year dollar swap spread 16.00 -0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 12.00 -0.50 U.S. 10-year dollar swap spread 3.00 -0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -23.50 -0.50 (ーからご覧ください)
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