[アムステルダム/ロンドン 8日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時2 3分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.55 0.00 100.55 独連邦債2年物 112.14 +0.02 112.12 独連邦債5年物 135.28 +0.06 135.22 独連邦債10年 171.89 +0.22 171.67 物 独連邦債30年 207.42 +0.62 206.80 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.714 -0.011 -0.701 独連邦債5年物 -0.667 -0.014 -0.653 独連邦債10年 -0.339 -0.020 -0.317 物 独連邦債30年 0.221 -0.021 0.241 物 ユーロ圏金融・債券市場では、新型コロナウイルスワクチン接種を 巡る先行き不透明感から安全資産とされる国債に買いが入り、利回りが 低下した。 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で買い入れペース減速が示 唆されたほか、米国の週間新規失業保険申請件数が予想より悪かったこ とで米国債利回りが低下したことも影響した。 終盤の取引で独10年債利回りは約1.2ベーシスポ イント(bp)低下のマイナス0.33%。イタリア10年債利回りは3bp低下の0.67%。独伊10年債利回り格差 は100bp近辺にとどまっているが、前日に付けた4週ぶりの 高水準から縮小している。 ECBがこの日に公表した3月10─11日の理事会の議事要旨に よると、政策当局者は債券買い入れの増額ペースを落とすことや、第2 ・四半期に買い入れを集中させ、状況によって後に買い入れペースを落 とすことを話し合った。 これに先立ちラガルドECB総裁は声明で、政策ガイダンスに改め て言及し、1兆8500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラム( PEPP)は全額を使う必要がないかもしれないが、その一方で市場の 状況に応じて規模を拡大する用意があると表明していた。 新型コロナワクチンを巡っては、欧州連合(EU)の医薬品規制当 局である欧州医薬品庁(EMA)が7日、英アストラゼネカと オックスフォード大学が開発したワクチンの接種とまれな脳血栓症の発 症が関連している可能性があるとの認識を表明。接種ペースを巡る懸念 が出ている。 (ーからご覧ください)
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