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上海外為市場=元は小幅安、米CPI控え慎重ムード

[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅に下落。一連の指標で中国経済の回復継続が確認されたが、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて慎重ムードが広がった。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.5454元に設定。前日の6.5578元よりも124ポイント(0.19%)元高水準だった。

スポットの人民元は6.5470元で始まり、中盤時点では前営業日終値比27ポイント安の6.5502元。

中国税関当局が発表した3月の貿易統計では、新型コロナウイルスワクチンの接種が各国で進む中で中国製品に対する外需が持ち直し、輸出が大幅に増加、輸入は4年ぶりの高い伸びを記録した。

みずほ銀行のアジア外為ストラテジスト、ケン・チュン氏は「世界的な経済再開とワクチン普及、世界の見通し改善が外需を支える見込みで、同時に世界のサプライチェーン(供給網)正常化によって、生産が中国から元の地域に回帰する可能性がある」と指摘した。

人民銀が発表した3月の新規人民元建て融資は2兆7300億元(4165億8000万ドル)で、前月(1兆3600億元)から増加した。アナリスト予想も上回った。

融資の好調な伸びを受けて、一部のアナリストやエコノミストは人民銀が今年いっぱい現状政策を維持すると予想。

INGの大中華圏担当チーフエコノミスト、アイリス・パン氏は債務圧縮策と融資の伸びは「金融市場リスクがコントロール下にあることを示している」と分析。今年いっぱい金融政策が据え置かれると予想し、年末の人民元相場予測も6.3元に維持した。

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