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株式こうみる:調整長引く可能性、保守的予想の決算に過度な期待できず=SBI証 鈴木氏

[東京 20日 ロイター] -

<SBI証券 投資調査部長 鈴木英之氏>

米国株式市場の下げに比べて日本株の下落幅が大きくなったが、大阪府の緊急事態宣言の可能性が出てきたなど独自の悪材料が重なったことが考えられる。さらに日経平均が25日移動平均線を下回ったことで、ヘッジ売りが出やすいなど、米株に比べてテクニカル面が悪化している点も深い押しを形成した要因になったようだ。

チャートは三角もちあいの下限に達しながらも、まだ中長期的な上昇トレンドが崩れたわけではない。現時点では個人投資家の追い証が多発するようなレベルではないが、日経平均で2万9000円台後半より上値水準ではシコリ感が生じているため、需給面の悪化から調整が長引く可能性が出てきた。

反転のきっかけになるとみられる決算発表についても、過度な期待はできない。コロナ禍に不透明感が増したことから、企業も予想について保守的な数値を出してくるとみられる。それを見越して決算を先取り買いする動きはみられず、決算を見極めたいと考える投資家が多くなるのではないか。

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