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株式こうみる:急落で過度な期待「リセット」、企業決算には素直に反応=内藤証 田部井氏

[東京 21日 ロイター] -

<内藤証券 リサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジスト 田部井美彦氏>

日本株への売り圧力の一つは、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の発令への警戒感だろう。市場はその中身を見極めたいと思っている。ワクチン接種もなかなか進まず、先行きが見通しにくい。

日米首脳会談を受けて、対中関係が悪化しかねないとの思惑もくすぶる。これらの不透明感に対しては、リスク回避の動きが先行しやすい。

ただ、海外では米中の景況感が急激に回復しており、足元の外部環境は悪くない。年内の需給逼迫が続くとみられる半導体不足は、景況感の良さを映していると見ることもできる。緊急事態宣言の中身が確認できれば、リスク回避は和らぐだろう。

目先は企業決算シーズンを控えている。前期業績は前の年に比べ2桁減益だったとみられる。今期は通常に戻るなら2桁増益の予想になりそうだ。事前に好業績への期待は織り込まれていたが、株価急落でいったんリセットされた。堅調な見通しが示されれば、素直に反応しやすい環境になったのではないか。

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