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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル上昇、鉄鉱石値上がりで

[シドニー 26日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルは上昇。鉄鉱石価格の値上がりが好感されている。

米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れ縮小に言及しないとの見方から米ドルが下落していることも支援要因。

豪ドルは0.34%高の1豪ドル=0.7774米ドル。鉄鉱石価格は、構造的な供給不足と力強い鉄鋼需要を背景に4%以上値上がりしている。

上値抵抗線は0.7816米ドル。下値支持線は0.7730米ドル。

ウエストパックのアナリストは「中国の記録的な需要と現在の供給上の制約を背景とする鉄鉱石価格の急騰は、依然として豪ドルにとって超ポジティブな材料だ」とし、豪ドルが0.76ー0.80米ドルのレンジ内で不安定な値動きとなると予想した。

NZドルは0.39%高の1NZドル=0.7216米ドル。過去2週間値上がりしており、今月は、このまま行けば3.3%上昇し、3月の下落分をほぼすべて取り戻す見通し。

ANZバンキング・グループのアナリストは「米国のワクチン接種後の景気回復は、世界経済とアジア、したがって景気に敏感な通貨と商品にプラスになり、NZドルの上振れリスクが高まるという全体像を維持している。ただ、債券利回りも注視している」と述べた。

豪10年債利回りは1.68%で変わらず。米国債利回りとのスプレッドは9ベーシスポイント(bp)。

市場では28日発表の第1・四半期の豪消費者物価指数(CPI)に注目する見通し。大規模な金融緩和や財政刺激策にもかかわらず、CPI上昇率は中銀目標の2-3%を依然として下回ると予想されている。

ウエストパックの金利ストラテジストは、CPI統計が「国内債券にとって決定的なリスクイベントになる」と指摘している。

NZ10年債利回りは4bp高の1.625%。

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