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ホットストック:JR東海は一時5%超安、市場予想を下回り失望感

[東京 28日 ロイター] - 東海旅客鉄道(JR東海)は2%超安。一時5%を超す下落となった。同社は27日、2022年3月期の業績予想で、純損益は900億円の黒字となる見通しと発表。ワクチン接種が進むことで新型コロナウイルス感染が次第に収束し、輸送利用が回復すると見込む。IBESのコンセンサス予想では、アナリスト9人の今期純損益予想の平均値は1699億円の黒字だった。予想を下回ったため、市場では失望感が広がっている。

市場では「3度目の緊急事態宣言宣言が発令されたため回復が後ずれする可能性が高いほか、たとえコロナが終息しても、リモートワークなどの普及に伴い元の水準には戻らないだろうという見方が優勢。東海道新幹線というドル箱路線を抱えているだけに、厳しくなっている」(国内証券)との声が聞かれた。

同社は同時に、リニア中央新幹線の品川・名古屋間の総工事費について、これまでの見込み額に比べ約1兆5000億円増の7兆0400億円になる見通しと発表。水資源などへの影響を懸念して着工を認めない静岡県との対立が続き目標としている2027年の完成も厳しくなっており、「見通せない状況だが、静岡県との問題が決着してから国土交通省と相談する」としている。

前期の純損益は2015億円の赤字だった。新型コロナ感染拡大により主力の東海道新幹線の利用者数減少が響いた。通期での赤字は1987年の国鉄民営化以来初めて。

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